■運営編
複合型施設として障害のある方、高齢となった方が地域で暮らしていけるよう支援しています。
■システム編
CAREKARTEを介護老人保健施設、短期入所療養介護、通所リハビリ、通所介護、訪問看護で使用しています。相互に色々な情報を共通し、ご利用者へ切れ目ない支援を行っています。
電子カルテを探していた際に、情報交換をしている老健施設の方より、CAREKARTEの情報をご紹介をいただきました。
困っていたことは多岐にわたります。下記のような悩みがございました。
■全体
・多職種がそれぞれの記録を持ち情報の共有が図りにくかったです。
・紙から紙への記録の転記が多く手間がかかっていました。
・取りたい情報を探しに行く手間がかかっていました。
■リハビリ
・リハビリの実施状況の記録がわかりにくく共有ができていなかったです。
■看護
・看護処置を行った後に記録をしていたため、記録漏れや時間外となることが多かった。
・創部や皮膚トラブルの画像の記録に時間がかっていました。
・処方箋が手書きであったため、読みにくさや書く手間が多かったです。
■相談員
・ショートと短期集中リハビリ実績根拠作成を紙で管理した表を確認しながら入力していたので、手間と時間を要していました。
下記のような効果が現れ、多くの悩みを改善することができました。
■全体
多職種の記録が施設のどの場所でも確認でき、「他職員が記録を使用しているから待つ」とった時間がなくなりました。
タブレットへの直接入力により転記がほとんどなくなり記録にかかる時間がアンケートで20%程度削減できました。
情報のフィルタ―機能を使用することで必要な情報を得やすく、確認しやすくなりました。
■看護
看護処置について、処置内容の確認と記録が行えることで業務効率が上がりました。
処方箋が読みやすくなり、A-3シートや退所サマリーに情報が転記される為、記載の手間がなくなり業務効率が上がりました。
画像取り込みが容易で情報の把握がしやすくなりました。
■全体
CAREKARTEの醍醐味である、記録時間削減が実現されたので、ケアを直接行う現場職員の業務効率化が現れました。
■医療スタッフ(医師関係職員)
医師の診療に関わる職員が、CAREKARTEから新しい情報をスピーディーに確認したり、ケガ等、言葉で表現しにくい介護記録を画像と一緒に確認できるようになったので、情報収集がしやすくなりました。
■相談員
これまでは相談記録を細かく残せていませんでしたが、導入後はタイムリーに相談記録が残せるようになりました。
フロアからご家族に連絡をした内容を確認できるようになったため、家族との連携に関する情報共有が図りやすくなりました。
■R4活用編
R4システムで使用したアセスメントを施設書式のサマリーへ飛ぶようにカスタマイズして、ADL情報や薬の処方情報などが間違いなく送れるようになりました。
■日報編
日常の記録集計の連動が行える施設オリジナル書式の業務日報を作成しました。
■報告書編
法人共通の書式に合わせカスタマイズをしてもらえたため、法人内でCAREKARTEを導入していない部署とも従来通りの方法で共有できています。
・タブレットでも、パソコンと同じイメージでホーム画面(申し送り画面)を確認できるようにしてほしいです。
・ケアプランや記録など印刷をかける際に簡単に印刷設定が行えるようにしてほしいです。
・体重測定の一括管理ができるとありがたいです。測定頻度が利用者によって違うため、そこも含めて管理ができると良いです。
・栄養ケアマネジメントのスクリーニング書式において、基本情報取込から病名とキーパーソンの記録欄に情報が取り込まれるとうれしいです。
・記録データ取込・集計から平均食事摂取量、最新体重の取り込みができると良いです。
コロナ禍なので、他施設と使用方法の共有がオンラインなどの場でできるようになってほしいです。
今までの交流会は会場設定が遠かったので人手の確保が難しい介護業界には参加が難しい状況があると思いました。
ぜひ、新たな提案を頂きたいと思います。
社会福祉法人 東松山市社会福祉協議会
東松山市総合福祉エリア (介護老人保健施設、短期入所療養介護)
介護老人保健施設、短期入所療養介護
355-0005 埼玉県 東松山市 大字松山2183