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Case Study

導入事例

分厚いカルテの管理がiPad1台で完結
記録入力の手軽さが情報量の充実につながる

特定医療法人財団 博愛会 地域サポート部 博愛訪問リハステーション ささおか

ケアカルテ 導入時期 2017年12月
システム構成 パソコン:2台
モバイル(iPad):5台

●運用方法

・訪問にiPadを持参して主にバイタルサインの入力を行っています。介護保険証などの書類を写真に撮ったり利用者さんのスキントラブルや姿勢などを写真に撮って記録したりしています。iPadを利用して歩行状態など動画の撮影も行っています。
・文章の入力はやはりパソコンの方が効率が良いため、経過記録はパソコンで入力を行っています。訪問中にかかりつけ医やケアマネジャーなどの情報が必要な場合はiPadで確認しています。
・サービス担当者会議などの場面では大まかな内容をその場でiPadを使って入力し、事業所に戻ってからパソコンで詳細を記載するようにしています。


 

●導入効果

・以前は分厚いカルテを数冊持って訪問していましたが、iPadだけあればいいので楽になった、急な訪問変更にも対応しやすくなったと思います。
・iPadでのバイタルサインの入力も簡単で何より毎日の記録が手書きではなく入力になったことで、訪問から戻っての記録時間が短くて済むようになりました。
・カルテを開かなくても他の利用者さんの情報が目に入ってくるので、スタッフによっては情報量が増えているかと思います。
・事業所独自の様式(報告書等)をカスタマイズして、システムに追加しています。さらに、日々の記録が連動するように設定しており、記録の残業時間も減っていると思います。


 

●今後の取組み

今後の大幅な変更は今のところ予定していませんが、使い勝手としてiPhoneの方が良かったのではないかとも思っていますので次回買い替えの際には検討したいです。

iPadのアプリの仕様がパソコン上の仕様と異なっているので、データを開く時に少し手間を感じています。設定により改善できる(開きやすくタブをつけるなど)ことがあれば整理していきたいと思っています。iPad購入時にサポートがあるとありがたいです。

お話を聞いた施設

特定医療法人財団 博愛会 地域サポート部 博愛訪問リハステーション ささおか
サービス 訪問リハビリ
住所 〒810-0034 福岡県福岡市中央区笹丘1丁目28番15号 ピアステージ笹丘2階
サイトURL https://www.hakuaikai.or.jp/visitreha/

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