CAREKARTEと連携できる機器をご紹介する連携機能シリーズ。
今回は、ケアコムのナースコールシステム『CICSS-EX5(シックス)』をご紹介します。
1955年に創業し、今年67年目を迎えるナースコールメーカーの老舗が現場に支持される理由をお届けします!
よりスマートに届き、伝わり、対応できる
スピーディーなケアの実現へ
ゆとりと安全のケアをサポート。
CICSS-EX5はご利用者の状況が素早く把握でき、介護現場の業務を効率化するナースコールシステムです。
ケアカルテと連携することで、これまで生じていた業務のムダを省き、職員さんの負担を軽減。
ケアカルテにコール記録を自動作成し、ナースコール履歴とケアカルテで入力した介護記録を併せて確認することで、コール時の対応を把握、事前対応や予測にご活用いただけます。
病院のシェアNo.1、製品はもちろんサポート体制も充実している信頼性がケアコムの強み。
今回はケアコムの木村さんに詳しく伺いました。
複雑化する介護の現場で
安心とゆとりを提供するために
―まず、ケアカルテと連携できるCICSS-EX5の特徴を教えてください
はい、そもそもナースコールは利用者さんが押すとコールが鳴り、職員さんがそれを見てかけつける、という機能が本質です。
ですが、ご利用者さんの状態や建物の構造や職員さんの配置、使用しているシステムやセンサーも施設によってそれぞれ異なるため、求められることも多岐にわたります。
CICSS-EX5は介護施設で使われるさまざまなシステムとシームレスに連動し、周辺環境に合わせて柔軟に対応できるフルスペックモデルのナースコールシステムとなっています。
ー製品サイトを拝見しましたが、連携できるシステムの多さに驚きました
連携できるシステムが多ければ多いほど、導入していただくときに施設さまが選択できるシステムの幅が広がるので、今も年に3社ほど連携できるシステムを増やしています。
利用者さんによいケアを提供するためにシステムを入れても、連携ができず通知がバラバラに届いたり、システムごとに利用者さんの登録が必要になると、職員さんのオペレーションは複雑になってしまいます。
そんな複雑化する介護の現場で、利用者さんにも職員さんにも安心とゆとりを提供できるナースコールシステムを目指しています。
“気づき”が製品づくりのきっかけ
製品化への原動力
ー製品を開発するうえで、重要視していることはありますか
カタログにもコラムという形で載せているのですが、多くの人の経験や知識から得た”気づき”が私たちの製品づくりのきっかけとなり、製品化への原動力になっています。
視点は利用者さんの立場であったり、職員さんの立場であったりさまざまですが、例えば、利用者さんと通話した後にナースコール親機の受話器を置くときの”ガチャン”をどうにかしたい。というお声をきっかけに、受話器の衝突音を防ぐセンサーを開発しました。
小さな事に思えるかもしれませんが「利用者さんも職員さんもストレスになっていたこと」なんですよね。
こういった機能は、ケアをする側、される側のお話を聞くことでしか作れないと考えています。
ナースコール親機のハンドセットを置くときの”ガチャン”。
些細なことですが、療養中の患者さん・ご利用者にとってはストレスになることも。病院様から「どうにかしたい」と相談をいただき、不快な衝突音を防ぐセンサーを開発しました。
患者さん・ご利用者の気持ちに寄り添う看護師さん・介護職員さんの思いやりを形にしました。
ーこういった改善や機能強化の積み重ねが使い勝手につながっているということですね
その通りです。ただ気づくだけではなく、そういった想いを製品としてしっかり形にできることが当社の強みです。
半世紀以上ナースコールを作っていますが「使い続けていただくためにはどうすればよいか」ということを考え続けており、「変化に対応する」ということを一つのキーワードとしています。
時代であったり、環境であったり、職員さんの働き方や利用者さんの状態、そういったものに臨機応変に対応しながら実績をつくり、それが信頼につながり、安心して使い続けていただける製品になると考えています。
導入後も安心して使っていただけるように品質とサポート体制で安心をサポート
ー「信頼」や「安心」にかかわることで、他にも力を入れていることはありますか?
24時間安定稼働を求められる製品ですので、製品の信頼性とサポート体制の充実に特に力を入れていますね。
まずナースコールを作る企業の責任として、安全・安心に配慮した製品開発に取り組み、さまざまな基準で第三者機関より評価いただいています。
そしてサポート体制についてですが、万が一何かがあったとしても、1秒でも早く本来の業務に復旧させられるよう、24時間365日つながるコールセンターや、リモートで専門の技術者が直接対応するリモートメンテナンスサービスといった保守体制を整えています。
また、システムをより効果的に活用していただくために、運用面でもサポートできるよう無償のフォローアップサービスも行っています。
―これからも信頼性と使いやすさを追求していくということですね
そうですね。これからも介護の現場で使われるシステムはたくさん出てくると思いますので、連携できるシステムを増やしていくことはもちろん、「コールする側」も「される側」も安心して使っていただける製品やサービスの提供を今後も目指していきます。
ナースコールにできることはもっとずっとたくさんありますので。
いかがだったでしょうか。
ケアコムの『CICSS-EX5』はケアカルテと連携することで、コールの頻度やタイミングと日々のケア記録を一覧やグラフで確認ができるようになります。
これにより、入所して日が浅い利用者さんやショートステイの利用者さんの状態の確認や、アセスメントするための情報として活用していただけます。
『CICSS-EX5』の詳細をもっと知りたい方は、以下の動画もぜひご覧いただければと思います。
今回はここまでとなりますが、実際に使われている事業所さまの声もお届けできればと思っていますので、ご期待ください!
〈問合せ先〉
株式会社ケアコム
〒101-0032 東京都千代田区岩本町2丁目3-3 ザイマックス岩本町ビル1F
Mail:sales@carecom.co.jp
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