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Vietnam

ケアカルテベトナム

朝日を浴びながら水上マーケット体験 いざメコンデルタ最大都市カントーの名所へ!

ケアコネクトジャパン現地法人 ケアコネクトベトナムよりベトナムの情報を紹介します。

水上マーケットの朝は早い!

ホーチミン市から西へ約160kmに位置するメコンデルタ最大の都市カントー。日本から出張で訪れたケアコネクトジャパンの一行が、カントーの観光名所であるカイラン水上マーケットを体験してきました。

水上マーケットが開くのは毎朝5時(旧正月・旧暦5月5日の端午節を除く)。ツアーは辺りがまだ薄暗いなか、市街地から車で10分ほどのニンキエウ埠頭から出発します。マーケットはお昼まで開いていますが、おすすめの時間帯はマーケットが賑わう8時ごろまでです。

ニンキエウ埠頭の船着き場 カントー市街地から車で10分ほど

水上マーケットのツアーは、いくつかのコースが用意されています。所要時間はコースによって違いますが、だいたい2~3時間ほどです。
【コース】
・水上マーケットを遊覧
・水上マーケット~果樹園~小島を周遊
・水上マーケット~果樹園~南部名物麺のフーティウ生産工場~土産物店を周遊

今回ケアコネクトジャパンの一行は、ボートを貸し切って、全長1kmを超える水上マーケットを下流から上流へ遊覧しました。

団体客向けのボートの定員は30~40人

個人で乗り合いボートを利用する場合は、1人10万ドン(約552円※)。ボートの貸切は、大きさや定員によって50万~100万ドン(約2,763~5,525円※)です。
※2022年5月末現在 10万ドン(VND) 約552円(JPY)

団体予約の場合は、前日~3日前までに電話予約がおすすめ。ホテル予約時に、ツアーの申込みをしてもらえるか問い合わせるのも良いでしょう。土日やベトナムの祝日は混み合うため、早めの予約をお忘れなく。

朝日を望みながらゆったりクルーズ

マーケットのメイン流域に向かうツアーボート

 

何を売っているの? 品物を知るにはボートの竿に注目!

水上マーケットでは、同じ種類の野菜や果物を大量に載せた卸売りの大きなボートや、小売りの小さなボート、ツアーボートが行き交います。

卸売りのボートには竿が立てられていて、その日に売っている品物が掲げられています。これで遠くから見ても何を売っているのかが一目瞭然ですね!

竿がその日の看板代わり

パイナップルの卸売りボート

ドリアンとマンゴスチンの小売りボート

 

日本では珍しいトロピカルフルーツを試してみて!

水上マーケットツアーでは実際に野菜や果物を買うこともできます。小売りボートが近づいてきたら、どのような品物を売っているのか見てみましょう。

今回ツアーを体験したケアコネクトジャパンの久保田さんに感想をきくと、「日本では見られないような珍しい果物が船で売られていてとても見ごたえがありました」とのこと。一行のなかには、今が旬のマンゴスチンやランブータンを買った方もいたようです。

中央手前から時計回りにミズレンブ、リュウガン、マンゴー、ランブータン

 

熱帯でも船上はそよ風が気持ちいい

熱帯で暑いイメージのあるメコンデルタですが、「クルーズ中は風があり気持ちが良かった!」と久保田さん。ボートからは水上マーケットだけでなく、河川上に建つ家やボートに干された洗濯物、給油するボートなど人々の生活の営みを垣間見ることができます。

風通しの良いボート

ボート用のガソリンスタンド

南部名物麺フーティウを提供する水上食堂

 

コロナの影響を受け訪問客が減っていましたが、最近では国内旅行に活気が戻り、水上マーケットにもベトナム人観光客が戻りつつあるそうです。ベトナムへの入国条件も緩和されているので、日本をはじめ海外からの旅行者も増えそうですね。

ケアコネクトジャパンの一行は仕事の合間ということもあり、水上マーケットのみのコースでしたが、時間にゆとりがある場合は、果樹園を散策したり、南部名物麺のフーティウを水上の食堂で食べられるコースがおすすめです。メコンデルタの醍醐味と言える「ボートクルーズ」「水上マーケット」「トロピカルフルーツ」を体験してみましょう!

 

Coverage, editing:CareConnectJapan Tazaki,Ogawa

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