●導入のきっかけ
ちょうじゅを導入する数年前に、いづテラスでは記録のシステム化を目指して別のシステムを導入しました。相談員やケアマネの帳票業務はそれなりに活用できていましたが、ユニットでの介護記録業務がどうしても板につかず、手書きの時よりも残業が増え、本業である介護業務にも影響が出てしまい1年足らずで断念しました。
その年の国際福祉機器展でちょうじゅに出会い、多くの職員から「これならいける!」との声が上がりました。2度目の失敗は許されない中での大きな決断でした。
決め手は2点。1つはiPadの操作性。何社か他のソフトも見ましたが、ITを敬遠していた年配職員に「これ簡単だよ」と言わせたのはちょうじゅだけです。
もう1点は施設に合ったカスタマイズができること。長年使い慣れた報告書や連絡帳などがそのまま使えるのは大きなメリットでした。

いづテラス公式マスコット テラスちゃん

毎月開催している音楽会①

毎月開催している音楽会②
●導入から7年。現在は?
ちょうじゅ導入後にカスタマイズツールを購入して重点的にカスタマイズを行いました。その結果、今ではカスタマイズもほとんどなく順調に運用しています。
最近では職員が1人1台iPadを持って動いています。主に写真ですけど(笑)。利用者様の笑顔であったり、2階から見える富士山であったり、山々の紅葉であったり。常に記録に残すということを意識して取り組んでくれています。
また、ケアコネクトジャパン地域ケア経営マネジメント研究所様からの依頼にも積極的に参加させて頂き、改めて「記録を活かすこと」「今後に繋がる記録」の在り方を学ばせて頂きました。施設にいては見えないことが、このような最先端の研究結果を頂戴して気付くことがたくさんあり本当に感謝しております。

芹沢介護部長(左)本田施設長(右)