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Case Study

導入事例

記録のシステム化により 内容の重複入力をなくす

株式会社 太平洋シルバーサービス

ケアカルテ 導入時期 2009年1月
システム構成 PC:48台
iPad:128台

●ケアカルテ導入に至るまでの経緯

システムの導入前は、全て紙ベースによる記録管理をしていました。記録は手書きに終始しており、バイタルの記録などは1日に何度も同じ記録を転記するなど、多くの重複した記録を作成することに業務の無駄を感じていました。
そんなとき、福祉機器展で記録システムの存在を知り、ケアカルテ(ちょうじゅ)を含めたサービスに興味を持つようになりました。社内にプロジェクトチームを発足し、どのシステムがいいか本格的に検討を重ねることとなります。重要なポイントとしては、「記録管理システム」の実際の運用がスムーズにいくのかという点です。特に従業員の理解をどのように求めていくのか、当社にあったシステム構築がどこまでできるかが焦点となりました。
導入の決め手は、既にシステムを運用している他事業者への見学を複数回に渡って行ったことです。見学の中で、導入初期の進め方や日頃の運用状況を見ることができ、運用のイメージが明確になりました。


 

●導入後の運用について

現在の主なシステムの利用体制は、食事、排泄、入浴の三大介護からバイタル、服薬、水分量やケアプランの実施状況に至るまで様々です。すべての記録入力がシステム化できています。
スタッフの評価も良好で、機械操作が苦手な職員でもすぐに一人で記録が入力できるようになっています。
会社全体でみると、記録類の重複入力が無くなったことが一番大きいですね。また、利用者様のデータを活用して、体験入居のお客様への営業ツールとしても活用しています。
今後はさらに記録入力時間を短縮し、より当社の運用にフィットするようにカスタマイズを加えていきたいです。


 

●シルバーシティについて

1984年の1号館「シルバーシティ哲学堂」から、2013年開設の8号館「シルバーシティむさしの欅館」まで、現在、東京都内で8つの介護付有料老人ホーム「シルバーシティ」を運営しています。ご家族との絆を大切にし、住みなれた土地に住み続ける都市型有料老人ホームの草分けとして事業を開始し、37年目を迎えました。
シルバーシティは介護付有料老人ホームとして、シティホテルのような機能性、細やかなお世話による安心感、そしてご家庭のような安らぎを感じていただけるよう、多様なサービスを提供させていただいていております。
8つのシルバーシティはそれぞれ東京都より「特定施設入居者生活介護事業者」「介護予防特定施設入居者生活介護事業者」の指定を受けており、介護保険をご利用いただけます。また、要介護1~5の方は短期のご利用(ショートステイ)でも介護保険(短期利用特定施設入居者生活介護)のご利用が可能です。

お話を聞いた施設

株式会社 太平洋シルバーサービス
サービス 有料老人ホーム運営、シルバーシティ8ホーム運営
住所 〒180-0023 東京都武蔵野市境南町2丁目8番19号
サイトURL https://www.kaiteki.info/

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