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Case Study

導入事例

写真記録機能で言語化が難しい内容を記録化

社会福祉法人 八生会 介護老人福祉施設 一空園

ケアカルテ 導入時期 2017年7月
システム構成 PC:13台
iPad:7台使用中

●ケアカルテ導入前

特養の介護課では、排泄表、入浴表、健康チェック表などの、さまざまな記録をすべて紙媒体で管理していました。書類は増える一方で、記録を保存している書庫はいっぱいの状態でした。
当然、記録の整理にも時間がかかっており、特に事故、ヒヤリなどのリスク記録に関しては、デジカメで写真を撮り、メモを残し、Excelの報告書に記載して回覧するといった作業で管理していたため、負担を感じていました。


 

●ケアカルテのおすすめ機能について

①事故・ヒヤリ管理機能
CAREKARTEでは、iPadで事故、ヒヤリ入力ができ、その記録を元に報告書を自動作成することが出来、作成時間を削減することが出来ました。情報共有も早いので、助かってます。

②写真記録機能
iPadで簡単に写真記録を残せる点もポイントです。以前はデジカメで撮影し、記録、報告書へ転記活用するときは張り付け作業が必要だったのですが、CAREKARTEだと自動でケース記録になっているので、手間がかからず、便利です。何より、言葉で表現しにくい内容を記録できることが大きなポイントです。歯科衛生士さんから、非常に好評です。デイでは、利用者様の持ち物管理にも活躍しています。利用開始時に撮影しておき、当日の持ち物管理をしています。

③定型文、デフォルト記録、音声入力
機械になれてない職員でも簡単に使うことが出来るようになる機能です。定型文と組み合わせて、変更がない記録に関しては、定型文を初期表示させておいて、実施だけで記録し、何か起こった時には音声入力で対応といった、機械が苦手な職員様でもばっちり活用出来ています。


 

●アピールポイント

~2022年の移転に向けて~
2022年秋に、一空園を移転することが決定しました。
新施設のコンセプトは「30年後も利用したい介護施設」です。最新のICT、AIによる介護、情報システムを導入し、充実したサービスや情報提供、感染症対策を実現、また、地域の方がいつでもご利用できる多目的スペース(パン工房、カフェ等)を併設、働く職員にやさしい職場を提供する「スマートケアホーム」を目指しており、開設に向けて努力してまいります。
http://www.hashoukai.or.jp/index.php


 

●ケアカルテに求める新機能

ケアカルテ導入前や導入時に行った研修の際に、ケアカルテは夢のあるシステムだと感じました。
実際に活用して改善出来た業務も多いのですが、パソコンの文字の大きさが任意で大きくできると良いと思います。
追加してほしい新機能としては、利用者様のご家族に情報を開示する機能が欲しいです。ご家族の方も施設に記録を確認する連絡はなかなか取りにくいのが現状なので、簡単に見ることが出来る仕組みに期待しています。
他にもAIで、たくさん定型文を出してくれるような文章補足入力機能があるとうれしいです。

お話を聞いた施設

社会福祉法人 八生会 介護老人福祉施設 一空園
サービス 特別養護老人ホーム 、通所介護、居宅介護支援、訪問看護、配食サービス、短期入所生活介護
住所 〒435-0005 静岡県浜松市中央区安新町38-1
サイトURL https://www.hashoukai.or.jp/facility/ikkuen02/

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