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Case Study

導入事例

転記作業の減少により
記録にかかる時間を20%程度削減

社会福祉法人 東松山市社会福祉協議会 東松山市総合福祉エリア(通所リハビリ・通所介護)

ケアカルテ 導入時期 2020年3月
システム構成 PC:6台
モバイル:4台

●法人の取組について

■運営編
複合型施設として障害のある方、高齢となった方が地域で暮らしていけるよう支援しています。

■システム編
ケアカルテを介護老人保健施設、短期入所療養介護、通所リハビリ、通所介護、訪問看護で使用しています。相互に色々な情報を共通し、ご利用者へ切れ目ない支援を行っています。


 

●ケアカルテを知ったきっかけ

電子カルテを探していた際に、情報交換をしている老健施設の方よりケアカルテの情報をご紹介をいただきました。


 

●ケアカルテを導入前の悩みについて

困っていたことは多岐にわたります。下記のような悩みがございました。
・多職種がそれぞれの記録を持ち情報の共有が図りにくかったです。
・紙から紙への記録の転記が多く手間がかかっていました。
・取りたい情報を探しに行く手間がかかっていました。
・連絡帳の記載に時間がかかっており負担となっていました。
・リハビリの実施状況の記録がわかりにくく共有ができていなかったです。
 

●ケアカルテ導入による悩みの改善について

下記のような効果が現れ、多くの悩みを改善することが出来ました。

・多職種の記録が施設のどの場所でも確認でき、「他職員が記録を使用しているから待つ」とった時間がなくなりました。
・タブレットへの直接入力により転記がほとんどなくなり、記録にかかる時間がアンケートで20%程度削減できました。
・情報のフィルタ―機能を使用することで必要な情報を得やすく、確認しやすくなりました。
・連絡帳が日常記録から自動作成されるようになり、そのうえで一括入力や個別入力ができるため、作成時間を大幅に短縮することができました。


 

●部署毎の導入効果と活用方法

・ケアカルテの醍醐味である、記録時間削減が実現されたので、ケアを直接行う現場職員の業務効率化が現れました。
・これまでは相談記録を細かく残せていませんでしたが、導入後はタイムリーに相談記録が残せるようになりました。フロアからご家族に連絡をした内容を確認できるようになったため、家族との連携に関する情報共有が図りやすくなりました。
 

●ケアカルテの特徴「カスタマイズ機能」の活用事例

日常の記録集計の連動が行える施設オリジナル書式の業務日報を作成しました。


 

●ケアカルテの改善、追加してほしい機能

・パソコンの文字の大きさを調整出来るようにしてほしいです。
・カメラ機能の利用者写真撮影時の縦横比のアジャスター機能の搭載をお願いいたします。
 

●ケアコネクトジャパンへの意見、要望

コロナ禍なので、他施設と使用方法の共有がオンラインなどの場でできるようになってほしいです。
今までの交流会は会場設定が遠かったので人手の確保が難しい介護業界には参加が難しい状況があると思いました。
ぜひ、新たな提案をいただきたいと思います。
 

お話を聞いた施設

社会福祉法人 東松山市社会福祉協議会 東松山市総合福祉エリア(通所リハビリ・通所介護)
サービス 通所リハビリ・通所介護
住所 〒355-0005 埼玉県東松山市大字松山2183
サイトURL http://www.smile-shakyo.jp/

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